中古スマホを買うときに注意したい「白ロム」「赤ロム」ってなに? – 格安スマホ・格安SIMの料金プランを徹底比較!お得なMVNOの見分け方

中古スマホを買うときに注意したい「白ロム」「赤ロム」ってなに?

格安SIM人気とともに、スマホ本体とSIMを別々に購入するということが少しずつ拡がってきました。家電量販店ではASUSなどのSIMフリースマホがたくさん販売されています。さらに、TSUTAYAやゲオ、ブックオフといった、いままではスマホを取り扱っていなかったようなお店でスマホの買い取り・中古販売がスタートしています。

今回は中古スマホを買うときに注意したい「白ロム」「赤ロム」について解説します。

白ロムとは?

ドコモやau、ソフトバンクといった大手キャリアは2年間に渡ってスマホ本体の端末料金を分割払いする、「2年縛り」と呼ばれる契約方法を長く続けています。「分割があと何回残っている」とか「2年縛りの途中だから機種変できない」というのを聞いたことがある方もおられると思います。

端末料金の支払いがすべて完了し、SIMカードが抜かれた状態のスマホを「白ロム」と呼びます。白ロムのスマホはSIMカードを差し込むことで再利用が可能になります。

白ロムとSIMフリーは違うの?

白ロムのスマホはSIMカードを差し込むことで再利用が可能になりますが、最初に販売されていたキャリアの電波を利用するSIMカードしか使えません。

たとえば、ドコモの白ロムスマホはドコモ回線を使う多くの格安SIMのSIMカードのみ、auの白ロムスマホはau回線を使うUQ mobileやmineoといった格安SIMのSIMカードのみ利用が可能です。異なるキャリアのSIMカードでは使えません。

どんなキャリアのSIMカードでも使うことができるSIMフリースマホと白ロムスマホは異なります。中古スマホを購入するときには、使いたいSIMがどのキャリアの電波を利用しているのか確認しておきましょう。

これは、各キャリアが「SIMロック」というものを掛けているためです。

SIMロックとは?

SIMロックとは、先ほどご紹介したとおり、各キャリアが自社販売の端末で他キャリアのSIMカードを使えないようにする為に、機械的にロックを掛けているものです。

このSIMロックは、当たり前のように行われていましたが、2015年の総務省指導の下、SIMロック解除の義務化が行われ、各キャリアともに、SIMロック解除対応が求められました。

現在では、3キャリアともに、SIMロック解除に対応しておりますが、キャリアの販売端末にSIMロックが掛けられていない端末は販売されていません。(SIMフリー端末)

販売元キャリアの店舗にて、3,000円のSIMロック解除手数料を支払うことで、SIMロック解除が可能となっています。
しかし、購入後6ヶ月間はSIMロック解除できないことや、docomoの場合、端末購入者本人でないとSIMロック解除が不可となっています。(AU・Softbankは購入者以外でもSIMロック解除可能)

つまり、他人が購入したdocomo端末をネットやオークションで購入してしまった場合、docomoショップに持ち込んでも、SIMロック解除してもらえないということです。

赤ロムとは?

端末料金の支払いがすべて完了したスマホが「白ロム」と呼ばれるのに対し、分割支払いの残債が残った状態で数ヶ月の延滞や盗難等により遠隔でロックされたスマホは「赤ロム」と呼ばれます。残債を踏み倒して中古市場にスマホが流出するのを防ぐため、赤ロムのスマホ(分割支払いの残債が残っているスマホ)は他のSIMが使えないようにキャリア側からロックがかけられています。赤ロムのスマホはSIMカードを差し込んでも使うことはできません。

また、盗難品など不正に入手されたスマホや犯罪行為に使われたスマホも赤ロム状態にされることがあります。

個人売買に注意

大手の中古ショップで販売されているスマホなら、買い取り時に赤ロム状態のスマホになっていないかが事前にチェックされているはずですが、オークション等の個人売買で購入するときには注意が必要です。赤ロムスマホは外観だけでは判断ができないので、購入したけどSIMを差し込んでも使えないという状態になることがあります。

IMEI番号を必ずチェック

スマホには一台ずつ固有の「IMEI番号」という識別番号が決められていて、本体の裏面や設定画面の中から確認することができます。IMEI番号を各キャリアの「ネットワーク利用制限確認ページ」で入力すると、そのスマホが赤ロム状態になっていないか調べることが可能です。オークション等でスマホを購入する際は必ず事前にIMEI番号を聞いて調べておきましょう。

ドコモ
http://nw-restriction.nttdocomo.co.jp/top.php

au
http://www.au.kddi.com/support/network_riyoseigen/index.html

ソフトバンク
http://mb.softbank.jp/mb/support/3G/restriction/

ネットワーク利用制限の見方

ネットワーク利用制限には、3つの表記があります。

「○」、「△」、「☓」の3つですね。
ご自身の端末を先ほどご紹介した各キャリアのページでチェックしてみてください。

「○」は、残債なし。端末代金の支払いが完了しており、この先も、赤ロムになることは無いという意味です。

「△」は、残債支払中の状態。もし、購入者が支払いを滞ったり、踏み倒したりすると、赤ロムになります。
Amazonや中古スマホ販売店で販売されている端末の多くは、ネットワーク利用制限が△の状態です。
各店舗ともに、万が一、赤ロム化された場合に、同端末との交換や端末代金返金などの保証を設けているケースが多く、そういった補償を用意している店舗からの購入が安心です。

「☓」は、赤ロム状態を意味します。
もし、ヤフオクやAmazon等で購入する際に、IMEI番号でネットワーク利用制限をチェックし、「☓」であった場合は、購入しないようにしましょう。
ネットワーク利用制限「☓」の端末が販売されていることはほとんどありませんが、ゼロとも言い切れません。

もし、IMEI番号が表記されていない場合、IMEI番号を教えてもらうか、ネットワーク利用制限の状態を確認することをお勧めします。

赤ロム│SIMフリースマホ・格安スマホの場合

キャリアで販売されている端末以外のスマホ、つまり、MVNOが販売しているような、SIMフリースマホや格安スマホには、赤ロムは存在しません。

これらの端末には、キャリアやMVNOが、ネットワーク上で端末をロックする機能を搭載していない為です。

格安スマホやSIMフリースマホと言われるものに関しては、ネットやオークションでの購入時に赤ロムやネットワーク利用制限を気にする必要が無いというのも頭に入れておくと良いでしょう。

まとめ

「白ロム」「赤ロム」は外観だけでは判断できず、ビギナーユーザーには分かりにくいものです。中古でスマホを買うときには、なるべく信頼のおけるお店を選ぶようにするのが一番でしょう。

スマホ本体の価格競争が活発化していることもあって、1万円台でも上質な中古スマホが手に入れられます。格安SIMと組み合わせれば出費を大幅に抑えることができるので、上手に活用したいですね。

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